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レターポットとは何ぞや?レターポットが描く未来は? [【個人】雑感、日記、コラム]

皆さん、こんにちわ。

今回の記事は、
『お店の情報』では無いのですが、
もしかしたら、
この先、関わってくるかも知れない、
皆さんも知っておいて損はない話です。

少々、長くなりますが、
どうぞお付合い頂ければと思います。

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★レターポットとは何ぞや?

今年の始めに、
『レターポット』
https://letterpot.otogimachi.jp/
というサービスが始まりました。
発案者は、キングコングの西野さん

今回は、
このレターポットがどういうものなのか?
を分かりやすく書こうとしているわけですが、
それにはまず、
阪神淡路大震災の被災者でもある、
西野さんの実体験の話から書かないと、
おそらく伝わらないと思います。
なので、まずそこから。

当時、被災地で、
復興作業の手伝いをしていた西野少年、
その時、ある想いを抱きます。

てっきり、炊き出しや瓦礫掃除などの、
人の為になる事をするのかと思いきや、
手伝った作業の内容は、
救援物資の中の大量の千羽鶴の撤去
でした。

もちろん、気持ちは嬉しいのですが、
なんせ『千羽鶴』です。場所を取ります。
被災者が足を伸ばして寝れないのに、
千羽鶴など置いてられないのです。

そして更に、
千羽鶴の撤去は時間と労力を割かれます。
千羽鶴を捨てるという行為にも、
かなりの心労を伴ったでしょう。

『支援が支援になってない。』
贈った側も贈られた側も嬉しくない。
この経験が、
レターポット開発要因のひとつにあります。

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上記の経験により西野さんは、
レターポット開発当初、
次のような仕様を考えてました。
文字(レター)を買って、
その文字でメッセージを贈ると、
受け取った人はその文字をお金に出来る。

というのもの。
つまり、
支援や応援、感謝やお礼など、
恩の言葉と同時にお金が送れる装置
ですね。

分かりやすい例を出すと、
1レター100円で5レター買って、
『がんばれ!』と贈る。
受け取った人はその5レターを換金して、
500円で温かいうどんが食べれる。
みたいな事。

しかしここで、
西野さんや開発チームは、
こう考え出します。(たぶん。)

「てか、換金なんかしなくても、
その5レターでうどんを食べさせてくれる
そういう社会って良いよね。」
そして、この考えから、
レターポットの換金機能を外しました。

そうすると、
「換金出来なきゃ意味ないじゃん!!」
「運営が儲かる仕組みですね。」
などなど、異議が続出。
書き出したらキリがない状態。笑。

先日の『リベンジ成人式』の件で、
多少は減ったでしょうけど、
それでも、
『換金出来なきゃ意味がない』
と思ってる人はまだまだいると思います。

その人達に、
もう半歩先を考える材料として、
次の話を書こうと思います。
(やっと本題に入れる。笑)

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ウチの店がある徳島県は、四国にあります。
四国と言えば、八十八ヶ所のお寺を回る
『お遍路』が有名。

そして、
そのお寺周りをする『お遍路さん』に、
地元住民がその労をねぎらう、
『お接待』という文化があります。
無料で食べ物や飲み物をふるまったり、
宿や休憩所を提供したり。

stmil.jpg
(去年、「ホテルが無い!!」と駆け込んで来たので、泊めてあげたステファノとミルコ。あ!!食事代はしっかり頂きました。笑。)

これは、親切だけではなくて、
『自分の分もお参りお願いします』
という意味もあります。
つまり、
支援であり感謝でもある。

お接待を受けたお遍路さんは、
お返しに『納め札』をくれます。
001.jpg
これには「ありがとう」だけではなく、
『功徳を分け与える』という意味もある。
つまり、
感謝であり支援でもある。

さて!!
じゃあ、ここから!!
「換金出来なきゃ意味がない」
という換金推進派の方、
目を皿にして読んでください。

この『納め札』で何が出来ると思いますか?
うどんが食べれる?ーいいえ。
野菜が買える?ーいいえ。
本が買える?ーいいえ。
つまり、
何も買えません!!
お金としての価値はゼロです。

『納め札』はタダではありません。
お遍路さんはお金を出して買ってます。
でも僕は、貰った納め札で何も買えません。
これはあれですね。
換金推進派的に言うと、
寺(運営)が儲かってるだけ
ですね。てコトは、
お接待は意味がない
って事になりますね。

でもね、そんな事ないのです。

お遍路ってのは1200年前からあって、
そのお遍路道と呼ばれる街道には、
商店もたくさんあります。

ウチなんかは画像の通り、
まだ15枚ですけど、
歴史のある老舗のお店なんかは、
この札が百枚以上あるお店もあります。
それだけたくさんのお接待をした。
つまり、
たくさんの人に恩贈りをした。
って事です。

ここで質問です。
お金の価値はゼロの納め札ですが、
信頼や信用を示すものとしてはどうですか?

煎餅屋が二軒あって、
一枚も貼られていない店と、
三十枚貼られてる店が並んでたら、
どっちでお煎餅を買いますか?

この納め札が多く飾られている店は、
当たり前ですが、信頼や信用を得ています。
だから、お客さんは来てくれます。
ちゃんと意味はあるのです!!


つまり、
換金しなくても大丈夫って話です。
だって、1200年の間、
この風習が無くなってないのが、
何よりの証拠でしょ?

まぁ、ウチの場合は、
店の雰囲気に合わないので貼ってませんが。
(^_^;)。

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★レターポットが描く未来は?

上記の話で書くと今までは、
お遍路さんにお接待した人だけが、
『納め札』を貰えてそれを提示し、
自分の信頼や信用に繋げれていた。

わけです。

しかし、このレターポットは、
誰でも、老若男女関係なく、
信頼や信用を可視化出来る装置です。

言うなれば、
バーチャル納め札ボックス
って感じです。
しかも、
コレだと店の雰囲気とか関係無いし。
笑。

そう考えると便利だと思いませんか?
皆さんも初めてみませんか?
きっと、楽しくて嬉しくなれますよ♪


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