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『新鮮野菜をキンキンに冷やして美味しく食べよう!!〜家庭の化学〜』

ハイッ!!そーいったわけで、、、、。
暑いっすね!!

こんな時はトトロに出て来る
『川でキンキンに冷やした生野菜』
にかじり付きたくなりますよね〜♪

でも、
お家のそばに清流が無い方々がた、
たくさんいらっしゃるでしょう。
そんな時はボウルに氷水を入れて冷やすしか無い、、、。
↓こんな感じ。
001.JPG

でも、
もっとキンキンにしたいねんっ!!
と思う方もおられるでしょう、、、。
教えましょう。
キンキンを越えた、、、
ギンギンになる方法を!!
(あれ?意味が変わってる?笑)

その方法は簡単!!

塩を入れちまえばいいンすよっ!!
そしたらめっちゃ冷えてギンギンすよっ!!

以上です♪終わり♪

ハイ、ウソです。終わりません。笑。

ここからがこの記事の本題になります。
『なぜ、塩を入れたらめっちゃ冷えるのか?』
化学的に、しかも分かり易く説明したいと思います。
高校レベルの化学の知識、是非、お楽しみください♪

まず先に、
小難しいギョーカイ用語を先に出しておきますね。
塩を入れる事により
『凝固点降下(ぎょうこてんこうか)』
と言う現象が起こります。

ちょー簡単に言うとですね。
『凝固点』とは『固まる点』。
つまり、水で言うと『凍る温度』です。
それが『降下』する。
つまり『下がる』ってコト。

皆さんもご存知だと思いますが、
『水が固まる』つまり『氷になる温度』は?
そうです。
0度

冒頭に書いたように、
塩を入れると『凝固点降下』
つまり『凍る温度が下がる』という現象が起こります。

てコトは、、、?

塩を入れた水が凍る温度は、
0度以下の『−1度』とか『−3度』になるわけです。
(厳密に言うと塩の濃度で温度は変わりますが、まぁ、今回はそんなトコまでは書きません。)

ではここで仮に、
上の画像の氷水に塩を入れて、
凍る温度が『−5度』になったとしましょう。
『−5度にならないと凍らない』わけですから、
0度になっても水は凍りません。
−1度、−2度、、、と温度は下がり続けます。
てコトは、、、
『−4度の水』になるわけです。

では、改めまして、、、。

『0度で冷やす』のと『−4度で冷やす』のと、
どっちが冷たくなりますか?
答えはもちろん『−4度で冷やす』ですよね♪
とまぁ、そんな感じですなので、
塩を入れるとめっちゃ冷えるわけです。
分かりましたでしょうかね?

一言で片付けると、
「普通の水は凍る温度が0度やけど、塩水とかになったらマイナスの温度にならな凍らへんねん。」
てコト。

まぁ、あと副作用としては、、、
塩味がついて、更に美味しい♪
笑。

こんな感じで『化学なんて実生活に関係無い』なんて思いがちですが、
案外、使ってたりするンすよね。
実に面白い♪

P.S.
厳密に言い出すと色々とツッコミどころ満載かも知れませんが、
そこらへんはまぁ、大目にみてください♪
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